統一地方選では、どういうわけか

維新が票を伸ばした

カジノの話やら、評判は悪かったのに

それだけ、関西エリアでのテレビが

力を発揮した、ということらしい

 

れいわの大石あきこが国会議員になったのは

その、カジノの追及によるものなのに

 

それにしても情けないのが共産で

くだらない内輪もめで、党が自己正当化を図ったものだから

かえって、非民主的、との印象を深めてしまった

 

要は、「民主集中制」なる仕組みに照らすと

党の方針に反する発言をすること自体がNG

とか言う話で

集会結社の自由あたりの原則もあるとか

そういう話なのだが

 

アホか

 

国会を例に考えてみよう

どう考えたって、与党の法案は可決される

国会質疑は、「その意味では」、無意味だ

 

だが、もし党議拘束なんてものが非合法化され

野党による質問が説得力溢れるものだったら

与党議員からの造反も可能となる

 

そういう意味では、「党議拘束」は

非民主的だといえる

 

この比喩を民主集中制に当てはめると

共産党が合法だとか、ちゃんと民主的だとか言ったところで

執行部に対する反対意見を述べた党員を除名するのは

党議拘束なんかより、遥かに非民主的に映る

そういうことを考慮せず、選挙の大事な時期に

自己正当化ばかりしていたら

「やっぱり共産党は危ない」と思われて当然

票が伸びるはずがない

 

共産党が集会結社の自由に基づき

民主集中制を採用するのは勝手だが

内部のゴタゴタでわざわざ自分の評判を下げるのは

ホントに愚策だった

党の内部で一定の手続きを経て活動方針を定めるのは

党としての活動に過ぎないのであって

一党員が、ホントは反対意見があろうがどうしようが

放って置けばよいではないか

 

しかも、統一地方選挙だっていうのに

ウクライナから端を発する軍拡反対って

基地のある一部自治体にしか響かないことを

共産党はメインに主張していた

 

国政選挙じゃないぞ、地方選だぞ

 

その後、広島サミットもあって

自民の支持がある程度回復してしまったんだから

ホント、野党は何やってんだか

 

それはさておき、統一教会問題はほぼ手付かずなんだし

特に地方においては、家庭教育ナント条例が

統一教会の後押しで成立しているとか

統一教会を叩けばいくらでも与党を攻撃できたろうに

むしろ、ホントは野党が勝てたんじゃないのか??

って、今更後の祭りではあるが

 

幸か不幸か、岸田のご子息が

首相官邸でゴタゴタしたとか言う話も出てきているし

だからこそ、野党、もう間違えるなよ